【イラク選挙管理委員会】再集計後の最終結果を間もなく発表

10月10日に実施されたイラクの独立選挙管理委員会では、議会選挙後に寄せられた苦情に対する最終決定を発表するそうです。
近年話題の汚職が蔓延していることもあり、イラク国民からの信頼を失っていますので、深確実性と不安定性が重なっている感じですね。

このような事案が発生していることもあり、波乱含みの政府樹立プロセスに突入していることを大きく話題に上がっています。
今回の議会選挙ではシーア派グループを中心とする「シーア派協力枠組み」では大きな損失を被っています。

さて、投票過程では、「不正」を主張する1,300件以上もの訴えを受け取ったことを発表しています。
シーア派では選挙管理委員会が開票における「深刻な違反」を是正しなかったことに対して、激しく批判しており、その結果選挙管理委員会は、投票の再集計を開始しました。

これによって、「バグダット州・バラス州・サラ・アル・ディン州に分散している18の訴えに基づいて、証拠によって裏付けている」と地元メディアが発表。この再集計後の最終結果をいつ発表するかは現在では不明とのこと。
またイラクの議会選挙は、2003年の米国主導の侵攻以来6回目となりますが、サダム・フセインが倒されて以降、合計41%と最も低い投票率です。

選挙における最大の不正行為

2018年の議会選挙では最大の不正行為が行われましたが、これによって政治の投票電車システムが導入されました。
翌年2019年では大規模のデモ活動が行われましたが、中心的な要求の1つだったにも関わらず、早期選挙はほとんどの国民の関心を引くことができなかったと述べています。

多くの国民が政治的無関心の結果、家に閉じこもっており、政治システムを委縮させるためとしています。
投票率が低かったこともあり、シーア派学者ムクタダ・アル・サドル氏が率いる「サドル派運動」が最大の勝利者です。

これによって73議席を見事に取得できましたので、時期議会ではますます優位に立つことに成功です。

バドル機構のハディ・アル・アミリが率いるイラン支援の傘下の民兵組織dあうファタハ同盟は最も打撃を受けています。
それまでの48議席から大幅に減少したこともあり、ハディ・アル・アミリは厳しい決断を強いられています。

マルシン・アル・シャマリーはサドリスト運動が勝利した理由について、「政党に対して強い忠誠心を持つ人が投票するとしていますが、サドリストの権威は投票する人が少ない」と説明しています。
これによってファタハグループとその同盟国は、今回の議会選挙の結果に対して強い不満を抱いています。

デモ隊による街頭での抗議活動

その後、デモ隊による街頭での抗議活動が発生しており、バグダッドではファタハ派に近いデモ隊が政府機関や大使館が多く集まるグリーゾーンに突入を試みました。
このデモ活動がネット上では大きく話題に上がっており、グリーゾーン近くでファタハ派を支持するスローガンを唱えています。

選挙管理委員会の広報担当者は、投票所に関する一部の苦情を認めていますが、地元メディアでは「再集計の結果に大きな変化は得られない」と語っています。
現段階ではイラクの政治的バランスが大きく変わることは無いとしており、、結果が維持される可能性があります。

こうしたこともあり、ファタハ・グループは次期議会で議席を大幅に減らしていますが、地元アナリストによると、サドリスト運動の影にファタハ・グループの人気はイラクでは隠れていません。

サドル派は65万票で、ファタハとその同盟者は67万票の予備的な結果と推定されています。
しかし実際には議席数でファタハは大きく遅れを取っており、苦し状況下にあります。

最近のコメントでは英国のシンクタンク、そしてチャタムハウスのレナド・マンスールとビクトリア・スチュワード・ジョリーが、サドル派とファタハ派の人気の違いついて書いています。
これにより、新しい選挙制度がもたらす課題が明らかになったと大きくコメントしています。

ファタハグループは議席数を大幅に減らしていますが、政治交渉の過程で強い発言力を保今後持していると、考えている人もいます。

ファタハの盟友でもあるキリスト教団体の「バビロン運動」は、キリスト教少数派と言うこともあり、確保された5つの強制割当議席のうち4つを取得です。
ハダドは実質的に「ボーナス議席」として同グループの機能になることを述べています。

苦しみ続けるイラクの人々

選挙の最終結果が予備選挙と同じ状況だった場合は、グループの中には暴力で脅してくる可能性もありますが、その影響が苦しみ続けるイラクの人々が心配する想像にはならないかもしれません。

ハダド氏は、「選挙で悪い結果を出した政党が行うことで、力の誇示のためにバグダッドで抗議活動をすることです。」と語っています。
つまりグループは交渉する際の支持を十分に得ていることもあり、暴力をエスカレートさせることはしないのです。

しかし、あくまでも政治樹立交渉のプロセスがイラクで待ち受けていますので、イラク国民からしてみれば、「統治エリートの国に対する支配力を強化するだけ」と厳しい批判を述べています。